ハノーバー・メキシコvsイラン・サポーター

 ずっとハノーバーハンブルグが一緒だと思っていました。そんな訳はありません。ベルリンからの列車メキシコサポーターと同乗。おとなしくて安心していたらハノーバー駅はとんでもないことになっていました。「
メヒコ!メヒコ!!メヒコ!!!」

 試合前いつものように面白いサポーターを探す。圧倒的にメキシコだらけ。アンゴラサポーターはほんの少し。わざわざグランドを一周して彼らのところに。気になったけどスタジアムに来ているアンゴラサポーターはどんな人たちなのだろう。かなり裕福な人でなければアンゴラから応援に来られないだろう。選手の家族でしょうか?一般のアンゴラ国民がドイツW杯に応援に来るのは、日本人ゴールが六本木ヒルズに住むくらい難しそう。


 メキシコサポーターは4年間この瞬間のために生きてきた感が溢れていて分かりやすい。誰も彼もが「俺を撮れ!」「俺のアミーゴも撮れ」「写真をくれ」とにぎやかなこと。しかしおじさん、いくらメキシコ国旗の柄とはいえズボンを降ろしてパンツを見せつけるのは勘弁してください。

 試合は圧倒的に攻めるメキシコに、守りつつ隙あらばカウンターを狙うアンゴラ。パス回しの巧みさは、出足の速さは日本にそっくりのメキシコ。決定力のなさまで似ている。

 試合後スタジアムを出たのは午前1時。昨日まで暑かったのにここは寒さを感じるほど。ジーンズをベルリンに置いてこなくて良かったと思いつつ駅でまだまだ盛り上がるメキシコ人に囲まれてぐったり。