日本vsボスニア戦と気迫

nasutogoya2006-02-29



 ボンからバスに揺られること2時間、途中吹雪と一面の雪景色に気分が暗くなりましたがドルトムントは普通でした。ウェストファーレン競技場で日本vsボスニア戦です。クラブハウスでピッチ用のカメラマンビブスを受け取ります。普段ブンデスリーグで使われている物らしくしっかりロゴが入っていて妙に嬉しかったです。

 試合が始まると数ではメインスタンドを埋めた日本サポーターに対しゴール裏のボスニアサポーターが圧倒。声はでかいは爆竹の比ではない爆発音や、軍隊が回りを囲んでいたり。サッカー取材で初めてサポーターに少しビビリました。浦和サポーターも凄いけど怖いとは感じたことはないし。しかしこれは可愛いほうなんでしょう。ええ、私経験少ないですし。

 試合展開は前半、ボスニアイレブンとサポーターの圧力に必死に耐えるも、後半は気持ちの堤防が決壊するかのように崩されて逆転される日本。終了間際、同点に追いついたのは中田英選手の気迫ですか。さすがにヨーロッパで長年プレイし、修羅場も数多く経験している、そんな感じの存在感でした。

 今日は中田英選手、高原選手、中村選手をよく撮って、久保選手がほとんど視界に入りませんでした。