Special・Thanks・Melbourune

　世界水泳はメドレーリレーで銀メダルという、少し驚きの結果で終わりました。アメリカが予選で失格という千載一遇のチャンスをものにしての銀なのか、それとも金を逃してしまったのかは何とも言えません。ただ選手がベストを尽くした結果に素直に拍手を送りたいです。

　日本の競泳陣は結局、メダルの数をうんぬんより大舞台で自己ベスト出せる選手が少なすぎました。北島康介選手も優勝したとはいえ自己記録の更新は出来なかったし。秘かに期待していた新星も現れなかった。北京ではかなり苦戦するでしょう。
　シンクロは目標を半分達成と言うところでしょうか。中国を抑えることが出来ましたがロシアの牙城を崩すどころか、スペインに総合で上にいかれてしまいました。

　シンクロのドデューは何をやっても許されるところまで昇華しましたね。もうあんな選手は出てこないかもしれません。想定外の行動にてんてこ舞いですよ、カメラマンは。
競泳ではアメリカのマイケル・フェルプスに尽きます。他の選手より長いピッチでそれでも速い。特にターンの速さは反則ではないかというくらい。さらに７種目に出て全て制覇という超人です。これで日本で人気が出ないのは・・・顔か？

　メルボルンの人々の温かいホスピタリティーには素直に感動しました。多くの自然にあふれ、治安もそこそこ良く「世界一住みやすい街」の看板に偽りなしでした。もう少しだけ飲食店が遅くまで開いてたら言うこと無しでしたが。結局ほぼ毎晩チャイナタウンで晩ご飯。ただ世界の他の都市だったらいろんなストレスがたまってグッタリだったでしょう。次回開催地は２００９年ローマ。壊滅的な交通機関、盗まれまくる機材、調子は良いが頼りにならないスタッフ。全て偏見のよる想像ですが、あまり行きたくはないですね。
メルボルン、本当にいい場所でした。

　仕事はあまり順調とは言えませんでした。経験不足、能力不足に自分で呆れました。出直します。

　数時間後にフライトです。それではまた日本で。