池袋の花見と夜行の思い出

前回の続き

 呼び出されたものの終電は過ぎていたのでタクシーで池袋へ。我ながらそんなに酒が飲みたいかね、と思いながらも飲みたいんだからしょうがない。着くと南池袋公園は若者が100人くらい花見をしていてそのまわりをホームレスが寝ている異様な光景。

 花見の面子は友人とその昔の会社の同僚。もちろん初対面ですがお酒があればもうすぐ仲良くなれます。非常楽しい時間は朝まで続きました。帰る間際にはホームレスのおじさんに話しかけ余ったお酒をあげたりなんかも。

 5時半の始発で帰ろうとしたのですがここからが長くつらい旅路に。電車に乗ってすぐに爆睡して起きたら何と横浜近くに。私の家は麻布ですから無茶苦茶乗り越している、というか路線自体が間違っている気も。とりあえず引き返したら今度は北千住まで行ってしまったり。何とか最寄り駅のある大江戸線に乗ったのですが何度も何度も降りる駅を寝過ごし、つごう6回ほど乗り直しました。本当なら3,40分もあれば帰る家に5時間もかかってしまい家に着いたのは11時ちかく。こんなことなら山手線に乗ってずっと寝てれば良かった。多分5周くらい出来たかな。
 昔北海道を旅行している時、札幌から網走に流氷を見に行こうと列車の出発時間直前まで居酒屋で飲んでいました。そのまま酔っぱって駅に向かい夜行に乗って起きたら函館だったという思い出もあります。